閑話休題 - 閑話しすぎ問題 -

大きなお世話だ バ(略)

失礼。気にしてませんよ。(しなさい)

 

美しい声の針

 

黒くて静かな何気ない会話

 

この辺り。

「好きな子の前で醜態を晒して鬱」
をシンプルに説明するために敢えて一本道で説明しました。

でも崎山君って、ダブルミーニングとか、複数のストーリーに解釈できる語り方が得意なんですよね。ただでさえパズルみたいに複雑な歌詞なのに。やっぱり子羊の皮を被った化け物だよ!(褒)

 

なので別解釈のできる部分に軽く触れときます。

美しい声の針

これ、「好きな子の言葉が、悪気は無いのに刺さる」
って意味で捉えるとシンプルで分かり易いのです。
ですが、崎山君の私小説という側面を考えると、若くして恐るべき才能を周囲に撒き散らし音楽活動を行って来た中、みんなから褒め殺しだったり、褒めてんだかどうだかな心無い言葉をぶつけられる事も多かった事は想像に難くないわけで。才能に嫉妬ってヤツですね。黒くて静かな何気ない会話なんて、寒気がしちゃうよね。相当悪い言葉もぶつけられて来たことでしょう。
なので、この物語の舞台が学校じゃなくステージ裏の可能性もあるわけです。

そして今、崎山君は間違いなく夏へと走り出してる。(冬だけど)