五月雨 -samidare- に関する考察的なオレ分かってるぜ的な第二回 - はーじまーるよー -

さてここから本題始まりますよー。トイレは行った?大丈夫?それでは。


・まずラストの歌詞を見てみよう。

オイイイイイ!?何カンニングみたいな事してくれちゃってんの!?
そう。カンニング大抵最後に言いたいこと書いてあります。歌でも論文でも。国語のテストのコツな。

冬 雪 ぬれて溶ける 君と夜と春
走る 君の汗が夏へ 急ぎだす
冬 雪 ぬれて溶ける 君と夜と春
走る 君の汗が夏へ 急ぎだす
急ぎだす
急ぎだす


字面だけ見るとちょいエロいよね。聴いてると爽やか過ぎてエロを感じた自分が恥ずかしくなるけど。
‥‥‥この気持ち、もしかしたら崎山君の術中なのかも?蒼志、恐ろしい子‥‥。

さて、それまでの歌詞から前触れもなく突然現れた「冬 雪」のキーワード。覚えときましょう。恐らく何かと対応してます。

 

「ぬれて溶ける」これも突然現れてはいますが、フツウ順番的には溶けてからの→濡れる、になるかと。わざと、敢えて、逆に。この単語に引っ掛かりを作ることで、「何かあるな」と思わせる、いわばヒントじゃないですかね。

 

そして、雪→溶ける→春→夏、季節の移ろいとともに気分が高揚していく感じ。ゾクゾクしますね。特に「春」のところでコードが半音ずつスライドして上がってくあたりは気温が上がってくイメージを喚起して鳥肌立ったひとも多いのでは?立ったでしょ。隠しても無駄だよ。全部知ってるのw (国w)

「国」Music Video - YouTube


話を戻すと、でも歌い方、「急ぎだす」のところ。めっちゃ切なさ全開。メロディー的には、歌詞を知らずに聴き流すと、恋が成就して夏に向かってく爽やかエンディングと思っちゃうところ。この天の邪鬼っぷりが崎山ワールド。

 

走る 君の汗が 夏へ 急ぎだす

やや具体性を帯びた情景描写。「走る」は実際に陸上部とかでグラウンドを走ってる姿でしょうか、それとも何かに打ち込んで熱中してる姿でしょうか。脇目も振らず一心に頑張ってるイメージが伝わってきます。
エロいとか思っちゃったらこっちが恥ずかしいほどに。

 

このエンディングに至るまで何があったのか。これから探していきましょー。

 

KIDS'A キッズエー 崎山蒼志(13歳) 弾き語り 『samidare~五月雨~』 オリジナル曲 in キタラ 浜松駅 - YouTube

↑日村がゆく!で絶賛されてたエンディングのベースラインのクリシェはまだこの頃のバージョンでは見られませんね。サビのコードをなぞって終わります。それでも十分にエモい。あと間奏の『ツ パ・パ・パ』はこれでしか聴けません。これ、エフェクト無しで出来るヤツなの?嘘ーん。


※ちなみにこの一連の考察は、順番に推理を積み上げてくスタイルで書いて行きます。なので先に最後読んでも、何で?ってなっちゃうかも。全七回、よろしくお付き合い下さい。